The Paper project

The Paper project

普段使う紙というものがどうやってできているのか?何からできているのか?をよく知って、使ってもらうため、木の屑を混ぜ込み、バージンパルプを一切使わずに古紙を利用し製造した、環境を最優先に考えた新しいコンセプトの紙です。

初回テストでは、奈良に工場を持つ垣本ハウスの製材工場で普段は焼却される木屑を使っています。今後、様々な地域の木材廃棄物がこのプロジェクトとのコラボレーション可能だと考えており、全国の様々な木材廃棄物とのコラボレーションを考えていきます。

大阪にある山陽製紙の技術により木材廃棄物と古紙を混抄して紙を製造しています。「すでに生産された紙資源=都市森林」を活用し、バージンパルプ(新しく伐採された木材をチップ化し紙の原材料にする)を使うことなく生産しています。これは森林伐採の問題だけでなく、今まで古紙の処理を海外に押し付けていた日本のゴミ問題を、国内で循環させる仕組みの1つの提案です。

古紙や廃棄物を使いながらも普段のノートのクオリティになるべく近づけること=アップサイクルすることで、様々な人が自然に日常使いすることを目指しています。The Paperを利用したノートも紙のリサイクルに出すことが可能で、また紙製品に戻すことも可能です。

目的

木質廃材問題に着目し、紙が元々木であることをユーザーに意識させる

バージンパルプを使わず、「古紙=都市森林」を利用して高品質な商品開発

1% donation for 530

1,650㎡  ¥0

売上の1%が530weekに返ってくる仕組みが付与されていて、ノートを使えば使うほどゴミ問題に貢献しながら、今後の様々なプロジェクトの支援にもなります。

2021.4.1 時点

The Paperを使ったコラボや購入を
ご検討の方は一度ご連絡ください。

Collaborater

ナカバヤシ
1923年(大正12年)に図書館製本・古文書の修復業で創業し、その後手帳やアルバム、ノート収納用品、シュレッダなど、オフィスや家庭で欠かせない便利な商品やサービスを提案してきました。事業セグメントは多岐にわたり、製本業で培った技や想いは今でも事業の根幹にあります。お客様の大切な想いを敏感にとらえ対応し続けることで、生活を豊かにする商品、価値あるサービスを提供し、次代へ文化を伝えるとともに、豊かな社会づくりに貢献する夢と希望のある創造企業を目指しチャレンジし続けます。

日本紙パルプ商事

山陽製紙
創業以来、紙と共に歩んできた再生紙のスペシャリスト集団です。地球温暖化が進む中で、サスティナブル社会形成への機運は一層高まってきました。環境のみならず、様々な社会的な課題に真摯に向き合い、自社の特徴を活かしながら解決のために挑戦する企業のお役に立ちたいと考えています。

垣本ハウス
人を育て、木と共に未来を創る会社。優良な木材産地である奈良県吉野にて、1948年に地元吉野材の製材所として創立。現在はマンション、商業施設、学校保育園または大手ハウスメーカーなどに内装用木材・建材を納める、木材加工・集成材メーカーとして全国の建築現場を支えています。私たちはより高い品質の製品を、適正納期と価格でお届けすることを社是として、全ての製品においてお客さまの要望に添ったオーダーメイド生産を実現しています。